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タイの老舗紅茶ブランド「チャトラムー(ChaTraMue)」は、創業80周年を記念し、着色料に配慮した新たなタイティーメニュー2種類を発表しました。各報道が伝えています。
1つ目は「無着色タイティー」で、従来と同じ茶葉を使用しながら、合成着色料を加えずに仕上げたものです。2025年7月より、国内の店舗で販売が始まる予定です。この商品は、着色料を使用しない条件がある一部の海外市場でもすでに展開されている製品です。価格は従来のタイティーと同じとされています。
2つ目は「自然色タイティー」で、タイティー特有のオレンジ色はそのままに、合成着色料ではなく、にんじんやトマトなどから抽出された天然由来のベータカロテンで色づけされています。こちらは2025年第3四半期(7~9月)に販売が開始される予定で、自然素材のコストがかかるため、価格は通常品よりも高く設定されます。
この取り組みは、2025年4月にタイの消費者団体「Foundation for Consumers」が発表した調査結果を受けた形とも取られています。調査では、人気のタイミルクティー15ブランドすべてから食品グレードの合成着色料が検出されたとされ、一部の消費者の間で不安の声が上がっていました。
なお、これらの商品は、9月19日から21日にかけてバンコク・セントラルワールドで開催される「Thai Tea Festival: Celebrate ChaTraMue 80th Anniversary」で紹介される予定です。
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