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タイ政府は、若者による電子タバコおよび違法薬物の使用が深刻な社会問題となっていることを受け、全国規模のキャンペーン「Safe Students – Free from E-cigarettes and Drugs(学生を守ろう―電子タバコと薬物のない未来へ)」を開始しました。教育省、内務省、警察当局が連携し、全国の地域と教育機関を対象に、学生の安全を守る取り組みが本格始動しています。2025年5月6日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
タイでは水タバコ・電子タバコは輸入禁止と2014年12月12日に定められる
バンコクで行われた発足式を皮切りに、全国の学校や地域で予防活動を統括する合同タスクフォースが組織され、各地の取り組みが進められています。
当局は、電子タバコや薬物の問題は法執行だけでは解決できないとし、地域社会の協力を呼びかけています。地域住民には見守りや通報への参加が期待されており、学校や地域ネットワークにはリスクの高いエリアの特定と対策実施に向けた支援が行われます。
また、各地の行政関係者や地域リーダーには、教育関係者や警察とともに学校を巡回し、安全な学習環境づくりに取り組むよう呼びかけがなされています。
このキャンペーンにより、村や地区レベルでの安全な環境づくりが進み、学校やその周辺地域が電子タバコや薬物の脅威から守られることが期待されています。
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