ソンクラーン2日間で事故460件、死者59人~速度超過が主な原因

タイ正月ソンクラーン。最初の2日間である2025年4月11日から12日にかけて、タイ全土で交通事故が460件発生し、59人が死亡、458人が負傷しました。事故の主な原因は速度超過で、全体の39.92%を占め、次いで飲酒運転が22.18%、車線変更による事故が20.97%でした。

最も多く事故が発生したのはムクダハン県で、23件が報告されました。バンコクでは死亡者数が最も多く、9人が命を落としました。事故の85.77%はオートバイが関与し、83.87%は直線道路で発生しました。事故が多かった時間帯は午後3時から9時、午前6時から9時の間でした。

飲酒運転に関する事案は、初めの2日間で1,363件に上り、電子監視装置（EM）を装着した15人が監視対象となりました。これらの事件の92.30%は飲酒運転によるもので、残りは無謀運転や薬物運転が原因でした。

タイ政府は今後も引き続き安全運転を促進し、事故の減少を目指して取り締まりを強化する方針です。特に、速度超過と飲酒運転については、厳格な対応が求められています。