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17年前にタイで発生の日本人女性殺害事件、犯人逮捕につながる情報提供者に200万バーツ

2024年2月17日 配信

2007年11月、タイ北部のスコータイ遺跡を観光中だった川下智子さん(当時27歳)が、何者かに刃物で刺されて殺害されたました。17年経った今も犯人は見つかっていません。



タイ特別捜査局は、川下さん殺害事件の犯人逮捕につながる情報を提供した者に、200万バーツの懸賞金を提供すると発表しました。

当時川下さんは喉を切られて殺害され、所持品も失くなっていたことから、タイ警察は強盗事件の疑いで捜査を行っています。

タイの殺人罪の時効は20年で、川下さん殺害事件は時効まで残り3年9か月。そんな中の2024年2月15日に川下さんの父親がタイを訪れて法務大臣と面会し、事件の早期解決と時効の撤廃を訴えたとのことです。

川下さんの父親は、新型コロナウイルスのパンデミック前までは毎年タイを訪れていましたが。コロナも明け、川下さんの父親は先週にタイに到着し、スコータイの事件現場を再訪しました。

川下さん殺害事件について、タイ人男性379人からDNAサンプルが採取されましたが、事件現場で見つかったものと一致するものは見つかりませんでした。伝えられるところによれば、川下さんが死亡した頃に一緒にいたところを目撃されたとされる日本人旅行者は、DNAサンプルの提供を拒否し、出国したとされています。

2020年、タイ当局はより高度なDNA検査法を適用。その結果、容疑者は遺伝的にタイ人ではないことが判明したとのことです。

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