タイ動物園機構、オオサイチョウを野生に戻す

`©タイ動物園機構（Zoological Park Organization องค์การสวนสัตว์แห่งประเทศไทย）

タイ動物園機構によると、タイ北部ランパーン県にあるチェーソーン国立公園で2022年10月27日、飼育されていたオオサイチョウの最初のペアが野生に放たれました。

機構長によると、オオサイチョウは20年以上北部の地方では野生で発見されていません。この2羽の放鳥は、飼育されたオオサイチョウが野生で生き残ることができるか、国立公園が彼らに適しているかを研究するプロジェクトの一部です。

今後はドイクンタン国立公園、メータクライ国立公園、シーランナー国立公園、クンジェー国立公園、チェンダオ野生生物保護区などの場所で、より多くのオオサイチョウが定期的に野生に放たれます。

オオサイチョウは、タイに生息する13種のサイチョウのうちの1種です。タイの法律で保護されている種であり、国際自然保護連合のレッドリストにも掲載されています。