チェンマイのイギリス人「タクシーに襲われた」と嘘の証言

タイ北部チェンマイで、「タクシーに襲われた」と嘘をついた一人旅中のイギリス人の男（30歳）が逮捕されたと伝えられています。

イギリス人の男は2022年7月26日未明、1人で飲み食いをして宿泊施設に戻る途中に、タクシーの運転手らにナイフで襲われ、現金と携帯電話を失ったと主張。観光客が襲われたとして全国的なニュースになりましたが、実際は襲われたというのはイギリス人の男の嘘でした。

警察は、イギリス人の男の話の辻褄が合わない中で、地域の防犯カメラを確認したところ、プラポククラオ通りソイ11のカフェ＆ゲストハウスの防犯カメラに映っている、イギリス人の男の姿を発見。イギリス人の男は、カフェ＆ゲストハウスの柵によじ登り、落下。ナイフで襲われたとする傷は、柵で付いた傷だっとのこと。なお、柵の一部は崩壊され、そこには血痕が残っていました。

イギリス人の男が紛失したと主張した携帯電話は柵の近くに落ちており、スニーカーも警察により証拠品として押収されています。

イギリス人の男の虚偽の発言が、チェンマイ観光の評判を酷く傷つけることになりました。