大雨で浸水した洞窟に閉じ込められた僧侶、救助活動は難航

タイ内務省災害防止軽減局

タイ内務省災害防止軽減局（กรมป้องกันและบรรเทาสาธารณภัย:ปภ  Department of Disaster Prevention and Mitigation：DDPM）によると2021年4月6日、タイ北部ピサヌローク県ヌンマプラーン郡にあるプラサインガーム（พระไทรงาม）洞窟に僧侶が閉じ込められました。

伝えられるところによると40歳くらいの僧侶は、4月4日に一人で瞑想のためにプラサインガーム洞窟に入りましたが、大雨のため洞窟の中に入り込んだ水で出入り口を塞がれ、閉じ込められてしまいました。

4月6日の午後に、救助隊が酸素ボンベを持ってプラサインガーム洞窟に駆けつけましたが、洞窟の入口が浸水し水が上昇しているため、中に入ることが出来ませんでした。暗くなると救助隊は活動を中断。引き続き本日4月7日に救助活動が再開されます。

2018年にはチェンライ県のタムルアン洞窟で13人の少年らが大雨で洞窟に閉じ込められるという事故があり、その時は奇跡的に全員が無事救助されました。この事故は世界中で話題になり、後に映画化もされています。