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タイ政府は2026年10月23日、ビリヤードやスヌーカーに対する規制を緩和し、未成年者が練習できるようにするため、賭博法に基づく省令の改正案について国民から意見を募集していると明らかにしました。ボクシング競技の管理規則も見直しの対象となっています。Thai PBSなどが伝えています。
タイでは、ビリヤードやスヌーカーがスポーツとして広く親しまれている一方、1935年に制定された賭博法に基づく規制の対象となっています。2013年にはビリヤードがプロスポーツとして認められましたが、現在も古い規則が残っており、若手選手の育成を妨げる要因になっていると政府は説明しています。
タイの賭博法では、ビリヤードが許可制の対象となる遊技の一つに含まれています。お金を賭けずに楽しむ場合でも、施設の運営やプレーに関する規制が設けられているのが特徴です。
例えば、ビリヤードの営業許可には台数や利用時間などの条件があり、一般の許可対象施設ではプレーできる時間が午後5時から午後11時までとされています。許可期間も原則として最長30日です。
一方、個人の住宅で利益を得ずに1台まで設置する場合や、一定の条件を満たした登録クラブで5台まで設置する場合などには、許可が不要となる例外もあります。
特に問題となっているのが未成年者への制限です。現行規則では未成年者がビリヤードやスヌーカーをプレーしたり、練習したりすることに制約があり、将来プロ選手を目指す青少年の育成にも支障が生じているとされています。
今回の改正では、1960年に制定された賭博法に基づく省令第17号を見直し、一定の条件のもとで子どもや青少年がビリヤードやスヌーカーをプレーし、練習できるようにする方針です。
政府は、競技としてのビリヤードやスヌーカーの発展を支援する一方、施設内での賭博行為については引き続き厳しく取り締まる考えです。
ボクシングについては、従来の体育局や地方教育当局を前提とした規定を改め、現在のタイスポーツ庁(SAT)による監督・管理体制に合わせることを検討しています。
1999年制定のボクシング法との整合性を確保し、競技運営に関する基準や手続きを現在の制度に適合させることが目的です。
内務省地方行政局は、2026年10月22日から11月22日まで、法律に関する中央オンラインシステム「law.go.th」を通じて改正案への意見を募集しています。
今後、寄せられた意見を踏まえて改正案を取りまとめ、閣議で承認されれば新たな規則が施行される見通しです。
今回の改正は、ビリヤードやボクシングを利用した賭博を自由化するものではなく、スポーツとしての活動を妨げている古い規制を見直すものです。
※出典
Thai PBS(2026年10月23日)
Matichon(2026年10月23日)
THE STANDARD(2026年9月22日)
賭博法に基づく省令第17号(1960年)
タイ法律中央システム
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