ホテルの客室に窓を割って侵入、宿泊客を襲って金品を奪ったタイ人男を逮捕

タイ警察は2019年10月30日、タイ南部のリゾートアイランド・サムイ島のホテルの部屋で、外国人観光客二人に暴行して現金などを盗んだ疑いで、38歳のタイ人の男を逮捕しました。

容疑者は10月28日、ドイツ人観光客が宿泊していたホテルの部屋に窓を割って侵入。割れたガラスの破片でドイツ人観光客を襲って貴重品を奪って逃走しました。更に翌29日には、香港人観光客が宿泊していたホテルの部屋に同じく窓を割って侵入。ガラスの破片で香港人観光客を襲って現金1万6000バーツ、400ポンド、2枚のクレジットカードを奪って逃走しました。

タイ警察は捜査の末に容疑者を特定。30日にバンコク近郊のノンタブリの容疑者の恋人のアパートの部屋で逮捕となりました。

取り調べで容疑者は、覚醒剤を購入する金が欲しかったと犯行を認めています。

なお容疑者は、過去にサムイ島で観光客への強姦と窃盗を行い、さらに麻薬使用の罪で有罪判決を受けて10年間刑務所で過ごしており、2019年はじめに釈放されたばかりだったとのことです。

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