中国人13人が怪我をしたバス事故、運行会社が不具合バスの運行を命じた疑い

多くの外国人旅行者が訪れるタイ。団体旅行では大型の観光バスを利用することがありますが、バス運行会社が不具合のあるバスの運行を運転手に命じた疑いがあるようです。

2019年10月11日午後、タイ東部パタヤで17人の中国人観光客を乗せたCola Trans & services社の観光バスが電柱とガードレールに衝突。13人の中国人観光客が怪我をし、病院に搬送されました。

警察の取り調べに対し観光バスの運転手（39歳）は、バスはパタヤからバンコクに向かう途中で、運行中に車軸が外れ、制御不能になり、電柱とガードレールに衝突したとのこと。さらに運転手は、3日前からバスの不具合に気付いており、バス会社に対して修理を終えるまで客を乗せるべきではないと進言をしたものの、聞き入れられずに運行を命じられたと話しています。

警察はくわしい事故の原因を調査中です。