2016年春の訪日タイ人旅行は九州が人気、楽天トラベルがインバウンド動向を発表

旅行予約サイト「楽天トラベル」 (http://travel.rakuten.co.jp/ )は、2016年3月19日（土）から5月15日（日）までに、予約人泊数をもとにした春の訪日外国人の旅行動向を発表しました。

居住局別では中国・台湾・香港・タイからの宿泊予約数が多く、特にタイは2013年7月にスタートした観光ビザ免除によって日本旅行が空前のブームになっていることもあって、前年比26.1％も増えているとのこと。なおタイからの日本への入国者数は2014年、2015年ともに前年比20％以上も増加しているそうです。

調査期間のタイ人旅行者の人気エリアの上位は、東京都、大阪府、山梨県ですが、いわゆるゴールデンルート以外への流入が見られているとのこと。特に福岡県の福岡市・太宰府・二日市エリア、大分県の湯布院・湯平エリア、別府エリアの人気が高まっているそうです。最近九州は、タイ映画やドラマの誘致が相次いで行われており、タイ人にとって九州の認知度が高まっているため、九州を訪れるタイ人が増加していると思われます。

九州で撮影された映画やドラマ

長崎市・軍艦島が舞台のタイ映画『ハシマプロジェクト』がタイ国内で2013年10月31日公開

佐賀県が舞台のタイ映画『タイムライン』がタイ国内で2014年2月13日公開 

タイドラマ「STAY 佐賀…チャンチャキトゥントゥー」がLINE TVで2015年2月14日スタート 

タイの国民的人気者バード・トンチャイが日本人を演じるドラマ「きもの秘伝」が2015年4月16日より放送開始 

北九州市が舞台のタイドラマ「恋する悪魔くん（デビル・ラバー）」がGMMチャンネルで2015年10月7日放送開始

タイ映画「九州・ザ・ムービー by SanQ Band」がタイ国内で2015年12月24日公開