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タイには「ตักน้ำใส่กะโหลก ชะโงกดูเงา(タック・ナーム・サイ・ガローク、チャゴーク・ドゥー・ンガオ)」という言い回しがあります。自分自身をよく見て、自分の立場や身の程をわきまえるよう戒めることわざです。タイ王立学士院辞典では、自分の立場を知り、身の程をわきまえることを意味すると説明されています。
ココナッツの殻に水を入れ、その水面をのぞき込んで自分の姿を見る――そんな光景を表した言葉です。
誰かを批判したり、自分を実際以上に大きく見せたりする前に、まず自分自身がどんな人間なのか、自分の立場はどうなのかをよく見なさい、という意味で使われます。
単に「自分を見つめ直す」というよりも、「自分の立場をわきまえる」「身の程を知る」という戒めのニュアンスが強いことわざです。
ここで登場する「กะโหลก(ガローク)」は、一般には「頭蓋骨」という意味も持つ言葉ですが、このことわざではココナッツの硬い殻を指しています。
その殻に水を入れ、身を乗り出して水面をのぞけば、自分の姿が映ります。つまり「他人を見る前に、まず自分を見てみろ」というわけです。
現代なら鏡を見れば一瞬ですが、ココナッツの殻と水で自分の姿を映すというところに、昔ながらの生活を感じさせる表現になっています。
「ตักน้ำใส่กะโหลก ชะโงกดูเงา(タック・ナーム・サイ・ガローク、チャゴーク・ドゥー・ンガオ)」の「ตัก(タック)」は「汲む・すくう」、「น้ำ(ナーム)」は「水」、「ใส่(サイ)」は「入れる」、「กะโหลก(ガローク)」はここでは「ココナッツの殻」、「ชะโงก(チャゴーク)」は「身を乗り出してのぞく」、「ดู(ドゥー)」は「見る」、「เงา(ンガオ)」は「影・映った姿」という意味です。
文字通りには「ココナッツの殻に水を汲み入れ、身を乗り出して自分の姿を見る」といった意味になります。
※出典
Longdo Dictionary「ตักน้ำใส่กะโหลก ชะโงกดูเงา」(タイ王立学士院辞典)
DekGenius「ตักน้ำใส่กะโหลก ชะโงกดูเงา」(ราชบัณฑิตยสถาน)
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