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タイには「ตำน้ำพริกละลายแม่น้ำ(タム・ナムプリック・ララーイ・メーナーム)」という言い回しがあります。お金や労力をつぎ込んだにもかかわらず、それに見合う利益や成果が得られず、無駄になってしまうことを表します。
「ナムプリック(น้ำพริก)」は、唐辛子などを使って作るタイの食卓ではおなじみのディップや調味料です。
せっかく作ったナムプリックも、膨大な水が流れる川に入れてしまえば、薄まってしまい役に立ちません。「ตำน้ำพริกละลายแม่น้ำ」は、そんな光景をたとえにした言い回しです。
タイ王立学士院辞典では、「投資しても利益が投資額に見合わない」「利益を生まないことに財産を使う」「多くの財産を失いながら何の利益も得られない」といった意味で説明されています。
つまり単に「たくさんのお金を使う」という意味ではなく、費やしたものに対して得られるものが少なすぎる、あるいは何も得られないという「割に合わなさ」がポイントです。
「ตำน้ำพริกละลายแม่น้ำ(タム・ナムプリック・ララーイ・メーナーム)」を分けて見ると、「ตำ(タム)」は「搗く」、「น้ำพริก(ナムプリック)」は「唐辛子を使ったディップ・調味料」、「ละลาย(ララーイ)」は「溶かす」、「แม่น้ำ(メーナーム)」は「川」という意味です。
直訳すると、「ナムプリックを搗いて川に溶かす」となります。
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