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ある時は”たっくん”、ある時はお父さん -バンコクいとたく子育て記-

2017年12月04日

家内や友人達から俺の子供たちとの距離感というか接し方が羨ましいと良く言われる。でも俺的には極自然体であって、彼らが考えている事に対して俺も同じ視線で思いっきり楽しむ。娘&息子にとってお父さんではあるけれど、”たっくん(家族の呼び名)”という家庭内の友達で居られたら良いじゃん。俺には仕事があって、子供たちには学校や習い事がある。はっきり云って接する時間が少ないからこそ、同じ時間を過ごす時はストレス無く居たいなぁと、お互いにね。



だけど悪いことをした時は、お父さんにならなければいけない。2日連ちゃんで娘と息子をそれぞれ怒らなければいけないことがあった。些細な事なんだけどね、「悪いことをして、隠していた」ことと「一生懸命な人を茶化したこと」について。娘は部屋に籠りしばらくシクシク泣いていた、息子はママにしがみついて号泣。子供たちは「いつも優しい”たっくん”を怒らしてしまった」と思うみたい。泣いている間は自分のしたことと向き合っている時間なんじゃないかな。サッカーの指導をしている時もそうだったのだが、子供たちの胸が熱くなる様に伝えられたら、それは本望だなと…まぁこっちもドッと疲れるんだけどね。

タイの生活環境では反抗期が起こり難いと聞くが、実際どうなのだろうか。変な道に進まないだろうか。娘に嫌われたらどうしよう…なんて思ったりもするが、俺は今の立ち位置で良いかなと考える。一緒に思いっきり遊んで喜怒哀楽を共にする”たっくん”で、叱るときは叱る”お父さん”でね。

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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