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第259回 10.04 長谷川太郎引退試合

2015年10月02日

259a

まずはコラム執筆が遅れていたことに対する言い訳から…9月中旬にPCが調子悪くなった。会社に頼んでタイ人スタッフに修理に出してもらったのであるが、何日経っても返事が来ない。だから修理会社に直接問い合わせたところ「○千バーツ修理にかかりますが、大丈夫ですか!?」と言って来た。っていうことは、未だ修理に取り掛かっていないわけだ。「(もうさぁ)いくらでも良いから早く修理してよっ」的なことを伝えると「2週間ほど(工期が)かかりますかねぇ」と呑気に言ってらぁ。もう一ヶ月間PCが使えないということは死活問題ですよ。無理言って代理のPCを手配してもらい、使い勝手が違うPCにて悪戦苦闘しながら今コラムを書いている訳である。

8月に行った”日本滞在記”はあと2回程続くのであるが、今コラムでは一旦中断させていただいて、元チームメイトの長谷川太郎氏の引退試合について。本コラムにて何度か登場をしているので、今更彼についてツラツラと書くことは割愛。でも大雑把に紹介するとJ2で日本人得点王に輝いたことのあるストライカーでGiravanz北九州時代のチームメイト。というか同じマンションに住んでいた御近所さんで、彼はJの舞台を歩んできた選手…そして俺は下から這い上がってきた選手ということでなのかな、ポジションは違えど刺激し合える仲だったのかななんてね。ちなみに俺がタイへ来た切っ掛けを作ってくれた一人でもある。

そんな彼は現役を引退して”TRE2030”を立上げ「ストライカーを育てましょう」という活動をしている(ちなみにこちらも今コラムで取り上げてますので…)。俺は主にセンターバックでプレーしていた人間だから、話してみてやっぱりサッカーや指導に対する視点が違うから議論が面白いんだよね。まぁ根本の”熱さ”は一緒だからこそなんだけどね。

そんな彼から見たらプロサッカー選手として日陰を歩いていた俺に「引退試合に参加してください」と便りが届いた。早速電話して「間違いメールが(太郎から)届いたぞっ」と伝えると「間違えてないから…いとたくさんに出てもらいたいんですけど」だとよ。引退試合というモノはある一定の功績を残した選手に対して用意される場であり、そこに呼ばれるということはその選手も評価に値する…引退試合に呼ばれるということはサッカー界では名誉なことなんだよね。だから二つ返事で「行くっ!!」と返事をしていたのであったのだけれど…。

不覚である、厄年の爆弾を膝に抱えた俺は再度8月と9月に膝が悲鳴をあげた。診断結果は”半月板損傷”、引退試合が行われる10月4日(日)に検査入院をすることになってしまったのだ。もぅ何やってんだよ、いとたく…自分の右膝に怒り心頭なのであります。結局今回参加は見合わせ、タイに留まる決断をすることになった。

俺は欲張りなんでね、ストライカーも育てて行きたいしGKも育てて行きたい。だからどの世代の選手、ましてやタイでプロとしてプレーする選手に対しても気にかけている攻撃的ポジションの選手に対しては「(日本に帰国した際は)長谷川太郎に会うこと」を薦めている。良い刺激はその選手の未来を変えると俺は考えている。だからね、長谷川太郎から学んで欲しいんだよね。でもさぁ、矛盾しているんだけど俺は彼にも(指導者として)負けたくねぇと思っている。いつまでもお互い肩肘張って刺激し合える仲で居続けられれば良いよね。最後にこれだけは言っておこうかなぁ…「太郎、本当に選手生活お疲れ様でした」。

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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