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他人のせいにする人と自分のせいにする人の違いとは!?|タイの変人ポーにインタビュー

2022年9月7日 配信
他人のせいにする人と自分のせいにする人の違いとは!?|タイの変人ポーにインタビュー

変人ポー/左(撮影:横浜龍馬会)

タイ在住のサムライを自称する変人ポー。タイ山岳少数民族アカ族・村長の娘と結婚、一男一女をもうける。2022年3月に二冊同時出版をした『変人ポーの人間力』では独自の哲学を展開し、『変人ポーの平和論』では千年計画での世界平和を本気で考える。この連載では「人生たったの一度きりだから…」と豪語する彼の哲学を深堀りしてみる。(インタビュアー:梅田 隼人)



素朴な疑問

変人ポーと話しているとよく「自分のせいにする」といったフレーズが出る。他人のせいにすることの愚かさはわかりそうなものだが、「自分のせいにする」からこそ、それが行き過ぎると自殺といったケースにも繋がるのではなかろうか。そのあたりを単刀直入に聞いてみた。

 

三つのタイプ

変:この世には三種類の人間しかいないんです。つまり、
①他人(ひと)のせいにする人
②自己肯定感なしで自分のせいにする人
③自己肯定感ありで自分のせいにする人

梅:自己肯定感、ですか。

変:要点はそこです。自分のせいにする前に必要不可欠となる絶対的要素が、自己肯定感なんですよね。

梅:順番に教えてください。

変:まず①は、これはどうしようもない、つまり頭の悪い人たちです。一見、成功しているような人でも、よくその人の素性を見ると人間としてどこか欠落している部分が確認できます。他人のせいにするから不満が溜まり、他人のせいにするからいつまで経っても次のステージにいけないんです。

梅:これはまあ、わかる気がします。常にこれを実行するのはなかなか難しいとは思いますけど。

変:続いて②は、要するにお人好しなんです。善人とお人好しは違いますからね。あるいは最も危険であるのもこのタイプの人で、自殺以外にもリストカットなどの自傷行為、うつ病、暴飲暴食、覚せい剤やその他ドラッグにのめり込むケースもあるので注意が必要です。単純にストレスを抱え込むのもこのタイプなので不健康でもあります。

梅:さっき僕が言っていたタイプですね。

変:最後の③が、私が提唱する『人間力』のあるタイプです。詳しくは本にある通りですが、このタイプの人は“健康的に”自分のせいにすることによって、成長するしかありません。どんどん次のステージに進みます。

梅:なるほどです。自己肯定感の有無が、そのままわかれ道となるわけですね。では、自己肯定感を持つにはどうしたらいいんでしょう?

 

自己肯定感の持ち方

変:自己肯定感を上げるには周りの目を気にしないとか、何ごともマイペースにいきましょうとか色々あるようですが、要は自分を好きになることです。

梅:では、自分を好きになるためには?

変:ここでも「自分を好きになる」は戦略として設定して、あとは自分に見合った戦術を施していきましょう。それが、周りの目を気にしないだったり、マイペースであったりするわけです。その他にも一日一善を実行したり、笑顔を増やしたり、趣味に本気で没頭したり、自分のやり方でとにかくやってみることですね。ダメだったら、またやり直せば良いんです。

変人ポー
本名:苅部俊雄
1978年、神奈川県生まれ。専門学校神田外語学院(KIFL)卒業。2002年に初めて来タイ、タイ在住歴は合計で14年。2000~2015年までの下積み時代には27回転職、26回引越、5ヶ国に住み、5社の起業を経て現在に至る。2010年、NPO法人日本PR(東京都)理事長。2017年、一般社団法人全国龍馬社中第189番加盟タイ龍馬会会長。2022年、『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』(共に幻冬舎)を二冊同時出版。

<内容紹介>
変人ポーの人間力
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!

変人ポーの平和論
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!

全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!

『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?
別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。

ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。

「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」

よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。

また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。

本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。

<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>

 

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