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©️タイ広報局
タイ運輸省は、水上飛行機(シープレーン)を活用して都市部や沿岸地域、離島を結ぶ新たな航空交通網の整備に向けた取り組みを進めています。陸上交通だけではアクセスが難しい地域への移動手段を拡充するとともに、観光や地域経済の活性化につなげる狙いで、関係機関を横断する戦略統合委員会を設置し、インフラ、運航サービス、規制などを含む長期的な開発の枠組みを検討します。
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計画では、水上飛行機を安全に運航するためのインフラやサービス、関連規制などを一体的に検討します。安全性だけでなく、環境保護や地域社会への影響、実際の運航に必要な体制なども含めた包括的な枠組みを構築し、政府機関と民間部門の連携を強化する方針です。
水上飛行機は通常の旅客輸送だけでなく、必要に応じて公共サービスや緊急支援などに活用することも想定されています。
タイ政府は以前から航空交通網の拡充策の一つとして水上飛行機の導入準備を進めており、政府広報局が公表した2025~2026年の主要交通インフラ計画にも、航空分野の接続性を高めるための水上飛行機運航準備が盛り込まれていました。
水上飛行機の離着水施設については、全国一律に整備するのではなく、それぞれの地域の条件や可能性を踏まえて実現可能性を評価します。
検討項目には、航空および海上の安全、水域の利用や船舶の航行、環境への影響、自然保護区域、関連法令、地域社会にもたらす利益などが含まれます。
特にタイには、島や沿岸部を中心に空港からさらに陸路や船で移動する必要がある観光地も多く、水上飛行機が実用化されれば、既存の空港や港とは異なる新たな移動手段となる可能性があります。
タイ政府は、水上飛行機の導入によって国内外の旅行者の選択肢を増やし、都市と観光地、沿岸部、離島などをより効率的に結ぶことを目指しています。
さらに、観光需要の拡大だけでなく、貿易や投資の新たな機会につなげ、タイを地域の航空ハブとして発展させる政策の一環としても位置付けています。
なお、今回示されているのは水上飛行機サービスの実現に向けた制度・インフラ整備や実現可能性の検討段階です。具体的な就航路線や運航開始時期などは、現時点では示されていません。
※出典
タイ政府広報局(PRD)「Thailand Advances Seaplane Development to Connect Cities, Coasts and Islands」
タイ政府広報局「Thailand Unveils Key Transport Plans for 2025-2026」
タイ運輸省
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