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タイで「B型肝炎」への注意呼びかけ、数百万人が気づかず感染の可能性も

2026年5月21日 配信

タイで、B型肝炎ウイルスへの注意が呼びかけられています。医師による注意喚起について、タイメディア各社が2026年5月21日に伝えています。

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ナコーンラーチャシーマー・マハラート病院副院長のジェサダー・ブンヤウォンウィロート医師は、SNSを通じてB型肝炎を「静かな脅威」と説明。感染してもすぐに重い症状が出るとは限らず、長年にわたる肝臓の炎症が、肝硬変や肝不全、肝がんにつながるおそれがあると指摘しています。

医師によると、タイでは人口の5〜10%がB型肝炎ウイルスに感染した経験がある、または現在も体内にウイルスを保有しているとみられています。多くの人が感染に気づかないまま生活している可能性があり、慢性B型肝炎の感染者は肝がんのリスクが高くなるとされています。

B型肝炎ウイルスは、主に出産時の母子感染、血液、性行為、カミソリや歯ブラシなど血液が付着する可能性のある物の共用によって感染します。一方で、握手や抱擁、食事の共有、咳やくしゃみで感染することはないとされています。

予防にはワクチンが有効で、感染を95%以上防ぐことができるとされています。タイでは現在、新生児に対し出生後24時間以内のワクチン接種が行われています。まだ接種していない人や免疫がない人は、3回の接種が推奨されています。ただし、ワクチンは予防のためのもので、すでに感染している人を治療するものではありません。

また、タイ保健省はB型肝炎とC型肝炎の検査を進めており、年間100万人以上の検査を目標としています。特に1992年以前に生まれた人やリスクのある人は、検査を受けることが勧められています。早期に感染の有無を知ることで、将来的な肝硬変や肝がんのリスク低減につながるとされています。