|

バンコク首都圏警察本部交通警察は2026年5月8日、「ウィパワディ安全道路プロジェクト」に基づき、危険運転に関する2件の摘発結果を発表しました。いずれもバイクによる悪質な交通違反で、裁判所が有罪判決を言い渡しています。
★こんな記事も読まれています★
中国人男の車横転から武器庫発覚、チョンブリの住宅でM16・C4爆薬・手榴弾など押収
1件目は、2026年4月2日にバンコク都チャトゥチャック区のラートプラーオ五差路付近で発生しました。交通警察が取り締まり地点でバイクを停止させようとしたところ、運転者は指示に従わず加速して逃走。取り締まり線を突破しようとした際、職務中の警察官に接触し、手のひらにけがを負わせました。
警察は防犯カメラ映像や証拠を調べ、運転者を特定。その後、5月5日に容疑者が出頭し、容疑を認めました。容疑者は、他人の安全や迷惑を顧みない運転、ヘルメット未着用、交通警察官の手信号違反、危険運転、過失により他人を負傷させたことなど複数の違反に問われ、バイクは証拠品として押収されました。
北プラナコーン区裁判所は5月7日、被告に禁錮2か月、罰金2,500バーツの判決を言い渡しました。禁錮刑は2年間の執行猶予となり、1年間の保護観察、3回の出頭報告、12時間の社会奉仕、運転免許の6か月停止、さらに押収されたバイクの没収が命じられました。
2件目は、2026年2月26日にウィパワディランシット通り上り線、ドンムアン空港付近からソイ・ウィパワディランシット50付近にかけて発生した公道レースです。容疑者3人は、逃走中の仲間らとともにバイクで高速度のレースを行い、交通を妨害した疑いが持たれています。全員がヘルメットを着用しておらず、ナンバープレートを隠す、または取り外すなどしていたとされています。このレース中には、グループ内の運転者1人が事故を起こし、死亡しました。
交通警察は捜査を進め、5月5日に容疑者3人を出頭させました。3人はいずれも容疑を認め、ナンバープレート不表示・隠ぺい、ヘルメット未着用などについては別途、行政罰として処理されました。そのうえで、無許可で公道レースを行った罪や、安全や他人の迷惑を顧みない運転の罪でドンムアン区裁判所に起訴されました。
ドンムアン区裁判所は5月6日、被告3人にそれぞれ禁錮1か月、罰金1万バーツの判決を言い渡しました。禁錮刑は1年間の執行猶予となり、1年間の保護観察、4回の出頭報告、24時間の社会奉仕、運転免許の180日停止が命じられました。また、15日間にわたり電子監視装置、いわゆるEM足輪を装着し、午後10時から午前5時まで外出を禁じられます。
警察は、交通違反の取り締まりを通じて危険運転を抑止し、主要道路の安全確保を進める方針です。
関連記事
新着記事