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タイのホテル予約が20~30%減、原油高と航空便減少がローシーズン直撃

2026年5月6日 配信

タイのホテル業界で、ローシーズンに向けた予約の鈍化が目立っています。中東情勢の長期化に伴う原油価格の上昇、航空便の減少、航空運賃の上昇が重なり、旅行需要に影響が出ているとみられます。THE NATION Thailandが2026年5月6日に伝えています。

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タイ観光・スポーツ省系の経済観光スポーツ部門がまとめた2026年1~4月の統計によると、同期間にタイを訪れた外国人旅行者は1,168万5,804人で、前年同期の1,209万6,120人から3.39%減少しました。4月単月では236万8,895人で、前年同月比7.00%減となっています。

地域別では、中東からの旅行者の落ち込みが目立ちます。2026年1~4月の中東からの旅行者は10万3,053人で、前年同期比32.17%減。4月単月では2万1,707人となり、前年同月比57.07%減と大きく減少しました。欧州からの旅行者は1~4月累計では359万9,834人で0.32%増だった一方、4月単月では54万9,123人で15.79%減となっています。

THE NATION Thailandによると、ホテル予約の減少はキャンセルの増加というより、新規予約の伸び悩みによるものです。デュシット・ホテルズ&リゾーツの中部・南部タイ地区オペレーション担当副社長プラチューム・タンティプラサートスク氏は、タイ国内ホテルの第2四半期から第3四半期にかけての予約が、前年同期と比べて20~30%減少していると述べています。

背景には、中東情勢の長期化による原油高があります。航空会社は燃料費の上昇を受け、運賃の引き上げや運航便数の削減を進めており、特に中東系航空会社の減便は、欧州からタイへ向かう乗り継ぎ需要にも影響しているとみられます。

デュシット側は、長距離市場の回復が遅れる場合、ホテル各社は近距離市場や国内旅行者への対応を強める必要があると指摘しています。あわせて、コスト削減、省エネ、新規採用の抑制、支払い条件に柔軟な取引先との連携なども重要になるとしています。

また、影響は一般の観光旅行だけにとどまりません。航空便の減少や渡航コストの上昇により、会議、報奨旅行、企業研修などのMICE分野にも慎重な動きが広がっています。企業団体が旅程や人数を見直す動きも出ており、観光関連産業全体に波及する可能性があります。

タイの観光業は新型コロナ禍から回復を進めてきましたが、ここにきて原油高と航空ネットワークの縮小という新たな逆風に直面しています。今後の中東情勢と航空便の回復が、タイのローシーズン需要を左右する大きな要素となりそうです。

■สถิตินักท่องเที่ยวชาวต่างชาติที่เดินทางเข้าประเทศไทย ปี 2569 (เบื้องต้น) ( International Tourist Arrivals to Thailand 2026P)