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タイ天然資源・環境省のタイ国立公園・野生動物・植物保全局は2026年3月17日、森林に生息する希少動物「ジャワセンザンコウ(ลิ่นชวา)」について、その特徴や保護状況を紹介しました。センザンコウは全身を覆う硬い鱗が特徴で、「森の鎧の騎士」とも呼ばれるユニークな哺乳類ですが、現在は絶滅の危機に直面しているとされています。
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ジャワセンザンコウは「リンサンダ(Sunda pangolin)」とも呼ばれ、頭部と胴体の長さは約42.5〜55センチ、尾の長さは34〜47センチ、肩までの高さは7.5〜9センチ、体重はおよそ5〜7キロほど。見た目はセンザンコウの仲間であるチュウゴクセンザンコウに似ていますが、より長い尾を持つ点が特徴とされています。尾には約30枚の鱗が並び、黄褐色から濃い茶色の鱗の間にはわずかに毛が生えています。
この動物は主に夜行性で、昼間に活動することもあります。通常は単独で生活し、地面を歩きながら餌を探すほか、木に登って採食することもあります。森林の地面や木の洞などを住処とし、比較的標高の低い森林地帯に生息しています。
ジャワセンザンコウはタイの法律でも保護対象となる野生哺乳類に指定されており、野生動物保護法(2019年)によって保護されています。また、国際的にも絶滅の危険が高い種とされ、国際自然保護連合のレッドリストでは絶滅危惧種に分類されています。さらに、ワシントン条約(CITES)付属書Iに掲載されており、商業目的での取引や輸出入、飼育・繁殖などは原則として全面的に禁止されています。
同局は、密猟や違法取引などによって個体数が減少している可能性があるとして、野生動物の保護と違法取引の防止に協力するよう呼びかけています。
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