|
|
タイ天然資源・環境省の傘下にある国立公園・野生動物・植物保全局は2026年3月11日、タイ東部サケーオ県で野生動物の大規模な密輸に関連するとみられる動物366匹を保護したと発表しました。動物たちはサトウキビ畑の脇に放置されているのが見つかりました。
★こんな記事も読まれています★
2026年7月から日本のパスポート手数料引き下げへ 政府が旅券法改正案を閣議決定、10年用は約9000円に
同局によると、2026年3月10日、保護区管理局第1管区(プラチンブリ)の野生動物保護担当職員と地元警察が、サケーオ県クローンハート郡サイトーン地区の村の東側にあるサトウキビ畑周辺を調査しました。市民から「黒いシートで覆われた不審物が放置されている」との通報があったためです。
現場では段ボール箱やプラスチック製のかごに詰め込まれた多数の野生動物や外来種のペットが発見され、合計366匹が確認されました。内訳はナマケモノ2匹、ヘビ172匹、ミシシッピアカミミガメ58匹(うち3匹は死骸)、リクガメ16匹、トカゲ47匹、ヤモリ25匹、スッポン46匹です。多くの個体は長時間にわたり水や餌を与えられていなかったとみられ、著しく衰弱していました。
報告を受け、天然資源・環境相は関係機関に対し、まずすべての動物の救護を最優先するよう緊急指示を出しました。また、国立公園・野生動物・植物保全局に対し、環境犯罪を担当する警察部門と連携して捜査を進め、国境を越える野生動物密輸組織の関与について徹底的に追跡するよう指示しました。
現場では獣医師と野生動物検査所のスタッフが緊急処置と給水を行い、その後、押収されたすべての動物はチョンブリ県のバンプラ水鳥繁殖センターへ移送され、回復のための保護管理が行われる予定です。
当局は、最近強化された国境監視措置により密輸組織が摘発を恐れて輸送を断念し、動物を現場に放置した可能性があるとみています。今後も野生動物密輸の取り締まりを強化していく方針です。
以下が、国立公園・野生動物・植物保全局により発表です。
関連記事
新着記事