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野生オスゾウ「シードーピード」(個体の呼称)のGPS首輪を解除 任務完了で自由の森へ

2026年3月1日 配信

タイ国立公園・野生動物・植物保全局は2026年2月28日、チャチューンサオ県のカオアンルーナイ野生動物保護区で、野生オスゾウ「シードーピード」(特定個体の呼称)に装着していたGPS追跡首輪を取り外したと発表しました。研究および監視の目的を終えたための措置で、作業は獣医師と関係機関の連携により無事に完了しました。

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「シードーピード」は種名ではなく、識別のために付けられた愛称です。タイでは、人とゾウの衝突対策や行動研究の対象となる個体にニックネームを付し、管理や情報共有を行うことがあります。

GPS首輪の運用は2019年以降、複数のプロジェクトで実施されてきました。移動経路と行動の研究(2019年開始)では6頭に装着し、すでに全頭を解除。人とゾウの衝突監視(2020年開始)では計37頭のうち33頭を解除、残る4頭も追跡の上で順次解除予定です。さらに、マヒドン大学との共同研究(2024年開始)では5頭のうち1頭を解除し、残る個体についても対応を進めています。

当局は、GPS技術は地域の安全確保と保全管理に有効な一方、目的を達成した場合は速やかに機器を外し、野生動物が本来の行動に戻れるようにする方針だと説明。今後も、責任ある技術活用と動物福祉の両立を図るとしています。