THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

タイ・カンボジア国境情勢で共同情報センターが現地視察、日本語による公式Q&Aも発表

2026年1月27日 配信

【2026年1月26日】タイ政府の「タイ・カンボジア情勢に関する共同情報センター(Joint Information Center:JIC)」は、サケーオ県の国境地帯において、軍関係者および現地住民を対象とした現地視察を実施しました。これにあわせ、今回の視察の目的やタイ側の立場をまとめた公式Q&Aが、日本語を含む形で発表されています。

★こんな記事も読まれています★
【虚偽情報】「ATMでカード情報が盗まれた」は事実無根、ルンピニー警察署が注意喚起



共同情報センターによると、今回の現地訪問は、国境地域で任務にあたる軍関係者や住民を激励するとともに、現地から直接話を聞き、実際の状況を多角的かつ透明性をもって国民に伝えることを目的としています。

視察対象となったエリアについては、「40年以上にわたり一貫してタイの領域であり、タイ側による管理・利用・運営を示す明確な証拠が存在する」と説明しています。一方で、過去に人道的配慮から、カンボジア側が一時的に難民キャンプとして使用した経緯があるものの、その後、適切な撤退が行われなかったとしています。

現在タイ側が実施している各種措置については、地域住民の安全確保や予期せぬリスクの防止、衝突の可能性を低減するためのものであり、2025年12月27日に両国間で合意された共同声明に基づく対応であると強調しました。特定の相手を挑発したり、緊張を高めたりする意図はないとしています。

また、人道的措置および住民の安全対策として、国境地域に残る地雷や不発弾の除去作業を長期的かつ継続的に実施しており、住民の生命と財産を守り、地域コミュニティが安全に日常生活へ戻れるよう支援していると説明しています。

国境情勢に対するタイの立場については、「平和の維持を最優先とし、国境調整委員会(GBC)における停戦に関する共同声明を厳格に遵守する」と明言しました。その上で、地域を平和・協力・共同安全保障の場とすることを目指し、誤解を防ぎ、衝突リスクを低減するため、あらゆる関係者とのコミュニケーション手段を活用する用意があるとしています。

共同情報センターは、今回の発信について「平和的解決、透明性、そして国際社会の責任ある一員としての姿勢を示すもの」と位置づけており、正確な理解を促し、誤情報を減らし、関係国間の信頼構築を支援することを目的としているとしています。

なお、これらの内容は日本語による公式声明としても発表されており、日本を含む国際社会に向けて、タイ側の立場と現地状況を明確に伝える形となっています。