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タイ政府は、温室効果ガス削減を目的としたカーボン・キャプチャー・アンド・ストレージ(CCS)技術の活用に関する指針について、天然資源環境省が提案した内容を内閣が了承したと発表しました。これは、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す政府方針や、タイのNDC(国が決定する貢献)目標と整合するものです。2026年1月23日にタイ広報局が伝えています。
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内閣は、CCS推進を統一的かつ体系的に進めるため、気候変動・環境局を中核調整機関に指定しました。同局は、関係政府機関と連携し、CCSの効果的な推進に必要な法令、規制、政策、制度の整備や改善を担うことになります。
一方、エネルギー省鉱物燃料局は事業主体機関として、タイ湾北部の地質構造における二酸化炭素の貯留可能性に関する調査・評価を監督・調整する役割を担います。この調査は、日本とのCCS技術協力の枠組みのもとで実施される予定です。
技術的な実現可能性および法制度面での準備が確認された場合、2034年以降に陸上および洋上のインフラ整備や、二酸化炭素の回収・恒久的貯留を支える監視システムの開発が開始される可能性があります。
政府は、本プロジェクトを通じたCCSの推進が、削減が難しい産業分野での排出削減を可能にし、低炭素産業への移行を加速させるとともに、国家競争力の強化や持続可能な経済発展に寄与すると期待しています。
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