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©タイ国立公園野生生物保全局
2025年7月25日、バンコク近郊のスワンナプーム空港で、日本人の男(53歳)が、インドホシガメやトカゲなどの生きた動物を違法に国外へ持ち出そうとしたとして、野生動物検査官により現行犯逮捕されました。
容疑者は、Peach AviationのMM092便(バンコク発・大阪行)に搭乗予定でしたが、手荷物のX線検査中に生きた動物のような影が確認され、検査官が内容を調査したところ、スナック菓子の箱6箱に隠された動物を発見。内訳は、インドホシガメ2匹、ブルースペックルドツリーモニター(トカゲ)2匹、水棲カメ21匹の計25匹で、いずれも輸出許可書などの正規書類は所持していませんでした。
日本人の男には、以下の複数の法令違反が適用されます。
・2019年野生動物保護法第23条違反(輸出禁止動物の持ち出し)
・2017年関税法第242条違反(無許可物品の輸出)
・2015年動物疫病法第31条違反
・2015年漁業緊急法第92条違反
逮捕は国際線出発ゲートF1付近で行われ、その後スワンナプーム空港警察署へと送致されました。
押収された動物たちは、タイ国立公園野生動物植物保全局および漁業局に引き渡され、種の特定や健康確認の後、保護下に置かれる予定です。
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