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タイ東北部ブリラム県ナンローン郡で2026年10月11日、54歳の女性が約2キロの硬貨を持って郡役所を訪れ、自動車ローンの債務問題について救済を求めました。女性は事故に遭った車をローン会社に返却したものの、30万バーツを超える支払いを命じられ、自宅と土地を失う恐れがあると訴えています。タイメディア「Khaosod」が同日報じました。
報道によると、女性は2023年、息子のために約84万バーツのピックアップトラックを84回払いで購入しました。しかし、9回分を返済した後、息子が運転中に事故を起こし、ローンの支払いを続けられなくなったため、車を返却しました。
その後、ローン会社は約67万バーツを請求する訴訟を起こし、2026年7月には裁判所が30万バーツを超える支払いを命じました。
女性は法執行局から通知を受け、自宅と土地が差し押さえられることを心配しています。
女性は家族や親族の貯金箱から集めた約2キロの硬貨と紙幣、計1万バーツを用意して一部返済を申し出ましたが、受け入れられなかったといいます。
女性と夫は建設関係の仕事で生計を立てているものの、収入は不安定で、多額の債務を一括で返済することは難しい状況です。
女性は郡役所の住民相談窓口「ダムロンタムセンター」を訪れ、無理のない分割返済ができるよう、関係機関による仲介を求めました。
ナンローン郡の郡長は、関係機関と協力して債務調停などの支援策を検討する方針です。また、地元の弁護士も判決や強制執行の手続きを確認し、法的な支援を行う意向を示しています。
車の返却後に残った債務の詳しい算定方法は明らかになっておらず、今後の調停や法的手続きの行方が注目されます。
※出典:
Khaosod(2026年10月11日)
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