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タイ中部プラチュアップキーリーカン県ホアヒンで、王立ホアヒン・ゴルフコース周辺の排水路を掘削し、既存の貯水池を拡張する洪水対策事業が進められます。2026年9月24日、県知事やホアヒン市、関係機関が事業開始に向けた会議を開いたと現地メディアが報じています。
事業では、タイ国鉄が所有する王立ホアヒン・ゴルフコース周辺の土地を活用し、大雨の際に水を一時的に貯留する「แก้มลิง(ケームリン)」と呼ばれる遊水地として整備します。
計画では、全長約1,450メートルの導水路を掘削するほか、既存の貯水池6カ所を浚渫・拡張します。
工事は2026年10月に開始し、約120日間をかけて2027年1月ごろの完成を予定しています。陸軍第52工兵大隊も人員や重機などを支援します。
整備によって新たに約26,150立方メートルの貯水能力が加わり、全体では約107,217立方メートルの水を受け入れられるようになる見込みです。
王立ホアヒン・ゴルフコース周辺は、カオ・ヒンレックファイ方面から流れ込む雨水を受ける位置にあります。大雨時にゴルフ場周辺で水を一時的に貯めることで、市街地へ一気に流れ込む水量を減らし、ホアヒン中心部の冠水被害を軽減する狙いです。
報道によると、プラチュアップキーリーカン県のシッティチャイ・サワットセーン知事は、ホアヒンでは大雨の際にホアヒン駅周辺や市街地の道路、路地などで冠水が発生することがあると説明しています。
今回の事業費は、関係機関からの支援を含めて6,000万バーツを超える見込みです。
また、タイ国家水資源局(ONWR)は、ホアヒン市内7カ所に水位などを監視するテレメトリーシステムを設置する計画で、リアルタイムの水位情報を洪水予測や早期警戒に活用します。
このほか、プララチャダムリ運河やカオタキアップ方面への排水ルートなどについても改善が進められており、ホアヒン市街地全体の排水能力を高める方針です。
さらに、ゴルフ場周辺に貯めた水については、将来的にホアヒン市の水道システムと接続し、乾季の水不足対策に活用する案も検討されています。
※出典
Hua Hin Sarn「ผู้ว่าฯ ประจวบฯ Kick Off โครงการขุดลอกเส้นทางรับน้ำและแก้มลิง แก้ไขปัญหาน้ำท่วมหัวหิน」
Daily News「พ่อเมืองประจวบฯ ผนึกกำลัง Kick Off ขุดทางน้ำ-แก้มลิงสนามกอล์ฟหลวง สกัดน้ำท่วมเซฟเศรษฐกิจหัวหิน」
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