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タイ中部ノンタブリー県バーンブアトーン郡で、失業中の兄と19歳の弟が深夜、飲食店やコンビニエンスストアのゴミ箱から食べ物を探し、病気の母親を含む家族3人で食べていたと、タイメディアのコムチャドルックやTNewsが2026年9月25日に報じました。
報道によると、9月23日午前2時30分ごろ、バーンブアトーン警察署のプーキット・ペットコン警察官が管内を巡回中、ソイ・チャン・トーンイアム入口付近で、ゴミ袋の中から食べ物を探している男性2人を発見しました。
警察官が何に使うのか尋ねると、2人は自分たちで食べるためだと回答。詳しく話を聞くと兄弟で、食べ物を自宅へ持ち帰り、母親を含む家族3人で食べていることが分かったということです。
兄は法学部を卒業していますが、約2か月前から失業中。新しい仕事を探しているものの、まだ就職先が見つかっていません。
弟は19歳で、タイの高校最終学年にあたる ม.6 を卒業したばかりです。
一家は母親と兄弟の3人暮らし。母親は以前、サイドカー付き車両との事故に遭った後、働くことができなくなったとされています。これまで兄が家計を支えていましたが、失業によって一家の収入が途絶え、水道と電気も約2か月前から止められています。
兄弟がゴミ箱から食べ物を探し始めたのは約1週間前。夜になると飲食店やコンビニエンスストアなどを歩いて回り、捨てられた食品の中から食べられそうなものを探して持ち帰っていました。
弟は取材に対し、一般的には汚いと思われるかもしれないものの、自分たちにとっては今を生きるための食べ物だという趣旨の説明をしています。集めた食べ物だけで1日3食分を確保できることもあり、母親を含む3人で分けて食べているとのことです。
一家には手元に約600バーツしか残っておらず、これまで空き瓶や紙類を集めたり、家にある生活用品を売ったりして生活費を工面してきたと報じられています。
水道料金は3,000~4,000バーツほど、電気料金は7,000~8,000バーツほど滞納。弟は携帯電話を外で充電し、インターネットは無料Wi-Fiを利用しています。自宅のトイレも十分に使えないため、近くのガソリンスタンドまで歩いて利用しているとのことです。
兄弟を発見したプーキット警察官は、その夜、午前5時ごろまで2人と一緒に過ごしました。弟が携帯電話を充電するためガソリンスタンドにも同行し、その後、一家の自宅を確認。食料や生活必需品を届けたとしています。
警察官は、自分一人で継続的に支援するのは難しいとして、一家の状況をSNSで紹介し、関係機関などに支援を呼びかけました。
弟は、経済状況だけを責めるつもりはなく、家族にとって厳しい時期が重なったと説明。水道や電気を再び使えるよう支援してもらえればありがたいとしながらも、他人に迷惑をかけたくないとも話しています。
兄弟は現在も仕事を探しており、仕事が見つかれば、ゴミ箱から食べ物を探す生活を終えたいとしています。
※出典
TNews-พี่ชายตกงาน พาน้องชาย ม.6 คุ้ยถังขยะ หาอาหารประทังชีวิต 3 แม่ลูก
คมชัดลึก-สะเทือนใจ พี่จบนิติฯ ตกงาน พาน้องคุ้ยถังขยะหาข้าวกิน น้ำไฟถูกตัด-เหลือติดตัว 600
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