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2026年7月26日、タイ南部ナコンシータマラート県の仏教寺院「ワット・プラマハータート・ウォラマハーウィハーン」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されました。
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韓国・釜山で開催中の第48回世界遺産委員会で決定されたものです。タイの世界遺産としては9件目、文化遺産としては6件目となり、タイ南部では初の世界遺産となります。
ワット・プラマハータート・ウォラマハーウィハーンは、ナコンシータマラート県を代表する仏教寺院です。ユネスコによると、8世紀の創建以来、タイ南部における重要な仏教の中心地として発展してきました。
インド洋と太平洋を結ぶ海上交易の影響を受け、バラモン教、ヒンドゥー教、大乗仏教、上座部仏教など、さまざまな宗教・建築文化が寺院の建物や儀式、地域の伝統に取り入れられています。
寺院を中心とする芸術・建築様式は、タイ国内だけでなく東南アジアの広い地域に影響を与えたと評価されました。また、大仏塔に布を巻いて奉納する伝統行事や、タイ南部の伝統舞踊「ノラ」など、地域の宗教・文化的慣習が現在まで受け継がれている点も重視されています。
登録基準は、文化交流や建築・技術の発展を示す「基準(ii)」と、現在も続く伝統や信仰との直接的な関連を示す「基準(vi)」です。登録区域の面積は約5.36ヘクタールとなっています。
同寺院は2012年に世界遺産の暫定一覧表へ掲載され、タイ政府やナコンシータマラート県などが10年以上にわたって正式登録に向けた準備を進めてきました。
世界遺産への登録により、ナコンシータマラート県やタイ南部では、文化財の保全に加え、観光や地域経済への波及効果も期待されています。
出典
・UNESCO World Heritage Centre-Wat Phra Mahathat Woramahawihan, Nakhon Si Thammarat
・UNESCO World Heritage Centre-48th session of the World Heritage Committee
・タイ政府広報局-วัดพระมหาธาตุ วรมหาวิหาร 世界遺産登録に向けた発表
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