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タイ警察サイバー犯罪捜査局が、バンコクのホテルで「馬口座」と呼ばれる犯罪利用口座やSIMカードを売買していたとされるグループを摘発し、男女を逮捕したと、タイのニュースメディアが2026年7月に伝えました。
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警察は、バンコク都トンブリー区ダオカノン地区のタークシン通りソイ33にあるホテルの客室で、銀行口座の受け渡しが行われるとの情報を入手。捜査員が客室を捜索し、口座の買い取り役とされる女や、口座を売却しようとしていたとみられる男らを拘束しました。
現場からは、銀行アプリが設定された携帯電話、SIMカード、銀行通帳、ATMカード、他人名義の身分証明書などが押収されました。また、客室内からは覚醒剤のアイスとヤーバーも見つかったとされています。
警察の調べによると、女は他人名義の銀行口座や、銀行アプリとひも付けられたSIMカードなどを買い集め、近隣国を拠点とする詐欺グループに転売していた疑いが持たれています。
女は口座などを買い取った価格に上乗せし、1件当たり約2,000~3,000バーツの利益を得ていたとみられます。こうした取引を1年以上続けていた可能性があるということです。
タイでは、詐欺グループが被害金の送金先や資金洗浄に利用する「บัญชีม้า(馬口座)」を巡る事件が後を絶たず、口座を提供した名義人や、口座を集めて転売する仲介役の摘発が度々行われています。
警察当局は、馬口座やSIMカードがオンライン詐欺やコールセンター詐欺に悪用されているとして取り締まりを強化しています。タイ警察のオンライン犯罪相談システムにも、馬口座の確認機能が設けられています。
今回の事件では、口座を提供した人物だけでなく、ホテルを受け渡し場所として利用し、複数の口座やSIMを集めて国外の詐欺グループへ転売していたとされる仲介役が摘発された点が特徴です。
逮捕された男女はブッカロー警察署に移送され、警察が口座やSIMカードの入手経路、国外の詐欺グループとの関係、余罪などについて詳しく調べています。
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