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タイ税関局は2026年6月29日、日本から医薬品の注射ペン252箱を無許可で持ち込もうとしたとして、タイ人乗客2人をドンムアン空港で摘発したと発表しました。押収品の総額は330万バーツを超えるとしています。
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タイ税関局の捜査・取締部門とドンムアン空港税関が合同で検査を行い、2人が日本から持ち込んだ荷物の中から、大量の注射ペンを発見しました。
税関局は発表の中で、押収品を「減量用注射ペン」と説明しています。公開された写真では、日本語で「マンジャロ皮下注アテオス」と記載された製品が確認でき、2.5mg、5mg、10mg、12.5mgなど、複数の用量が含まれていました。
「マンジャロ」は、有効成分チルゼパチドを含む週1回投与の注射薬です。チルゼパチドはGIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用します。日本で承認されている「マンジャロ」の効能・効果は2型糖尿病で、「アテオス」は1回使い切り型の注射デバイスの名称です。
タイ税関局によると、こうした製品は医薬品に分類され、タイ国内へ輸入するには、事前にタイ食品医薬品局(FDA/อย.)の許可を受ける必要があります。
今回摘発されたタイ人乗客2人は、必要な許可を取得せずに商品を持ち込もうとしたとされています。
税関局は、今回の行為が2017年関税法および1967年薬事法に違反すると説明しています。
なお、税関局の発表では、2人の氏名や医薬品の入手経路、持ち込み後の販売先、販売目的だったかどうかなどは明らかにされていません。
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