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タイ疾病管理局は2026年5月12日、ハンタウイルス感染症への警戒強化に向け、スワンナプーム空港などの国際感染症管理検疫所で監視・検疫体制の確認を行ったと発表しました。タイ国内では現在まで感染者は確認されていません。
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同局によると、南米からの渡航者を対象に、2026年5月9日から監視・スクリーニング措置を実施。過去6週間以内に南米13カ国に滞在歴がある入国者に対し、健康状態や渡航歴の確認を行っています。
対象者は入国審査前に申告書類を提出し、発熱や頭痛、筋肉痛、倦怠感、腹痛、吐き気、呼吸困難などの症状が確認された場合は、追加検査のため医療機関へ搬送されます。必要に応じて隔離や検疫措置も実施されるとしています。
タイ疾病管理局のモンティエン局長は、タイでは感染例は報告されていないものの、国民の安心感と安全な国際観光の維持のため、予防的措置を強化していると説明しました。
また、全国74カ所の国際感染症管理検疫所では、空港、港湾、陸路国境での監視を継続しており、クルーズ船など国際交通機関に対する衛生管理やネズミなど媒介動物対策も強化しています。
同局によると、5月9日以降に南米から入国した旅行者470人を検査しましたが、これまでに疑い症例は確認されていません。入国者数が最も多かったのはスワンナプーム空港で371人、次いでチェンマイ空港28人、ドンムアン空港27人、プーケット空港20人などとなっています。
ハンタウイルスは主にネズミなどのげっ歯類を介して感染するとされ、汚染された排泄物や粉じんを吸い込むことで感染する場合があります。タイ疾病管理局は、海外渡航後に高熱や強い倦怠感などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。
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