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チャオプラヤ川流域11都県に水位上昇警戒、アユタヤ低地で最大1.5メートル上昇見込み

2026年8月26日 配信

タイ王立灌漑局(RID)は2026年8月25日、チャオプラヤ川流域の11都県に対し、水位上昇への警戒を呼びかけました。北部から流れ込む水量の増加と今後の降雨を受け、チャオプラヤダムからの放流量を増やす必要があり、特にアユタヤ県の堤防外にある低地では、現在より水位が約0.60~1.50メートル上昇する可能性があります。タイ政府広報局やタイメディアが伝えました。

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警戒対象となっているのは、ウタイタニ、チャイナート、シンブリ、アーントーン、アユタヤ、スパンブリ、ロッブリ、パトゥムタニ、ノンタブリ、サムットプラカーン、バンコクの11都県です。チャオプラヤ川やノーイ川沿いの住民や事業者に対し、今後の水位情報を注意深く確認するよう求めています。

タイ気象局の予測では、8月25日から28日にかけて、北部西側、中部、東部、南部西海岸などで雨が増え、一部では大雨から非常に激しい雨となる可能性があります。

8月24日時点で、ナコンサワン県の観測所C.2では毎秒936立方メートルの水量が確認されており、8月28日には毎秒1,000~1,100立方メートル程度まで増えると予測されています。支流から流れ込む水を合わせると、チャオプラヤダム上流では毎秒1,100~1,200立方メートル程度となる見込みです。

王立灌漑局は、チャオプラヤ川両岸の灌漑システムに毎秒400~450立方メートル程度を取り込みながら、チャオプラヤダムから毎秒700~1,000立方メートルを放流する計画です。

これにより水位上昇が予想されるのは、特にアユタヤ県のセーナー郡、パックハイ郡、バーンバーン郡、プラナコーンシーアユタヤ郡、バーンパイン郡、バーンサイ郡などの堤防外にある低地です。現在より約0.60~1.50メートル上昇する可能性がありますが、当局によると現段階では市街地や主要な居住地域への影響は想定されていません。

なお、「最大1.5メートル上昇」という予測は、警戒対象となった11都県すべてで一律に水位が1.5メートル上がるという意味ではありません。主にチャオプラヤダム下流、とりわけアユタヤ県の堤防外低地について示された予測です。

今後、北部からの流入量がさらに増え、チャオプラヤダムから毎秒1,000立方メートルを超える放流が必要になった場合、王立灌漑局は改めて情報を発表するとしています。

※出典
タイ政府広報局「ชัยนาทเตรียมรับมือเขื่อนเจ้าพระยาจ่อปรับเพิ่มการระบายน้ำแตะ 1,000 ลบ.ม./วินาที」