アユタヤで悩む男子生徒を警察が保護、橋の上で不安定な様子

タイ中部アユタヤ県で、悩みを抱えて不安定な状態にあった男子高校生が警察により無事保護されました。警察は状況を丁寧に把握しながら声をかけ、危険を回避しました。これは、地方警察局第1管区が11月18日に公表したものです。

アユタヤの橋付近で男子生徒が不安な様子で立っているとの通報を受け、アユタヤ警察署の巡回隊が現場に急行。到着した警察官は、生徒が強いストレスを抱えて泣いている様子を確認しました。生徒の手には悩みを書き記した紙が握られていたといいます。

警察官は落ち着いた口調で生徒と対話し、信頼関係を築きながら慎重に状況を判断。危険な位置から安全な場所へ誘導することに成功しました。

その後、担任教諭と保護者が現場に到着し、生徒を引き取りました。警察は、生徒の心のケアのため、専門家による支援を受けるよう助言しています。