映画『国宝』、バンコク国際映画祭2025のクロージング作品に決定

俳優・吉沢亮（31）が主演する映画『国宝』（李相日監督）が、2025年9月27日から10月15日まで開催される「バンコク国際映画祭2025」のクロージング作品に選ばれました。

『国宝』は芥川賞作家・吉田修一氏の小説を原作に、歌舞伎役者の家に引き取られた少年・喜久雄（吉沢亮）が芸の道に人生を捧げ、数々の試練を経て歌舞伎界の頂点を目指す50年を描いた作品です。横浜流星や渡辺謙が出演し、『フラガール』（2006年）などで知られる李監督がメガホンを取りました。

本作は2025年6月6日に日本で公開され、観客動員数は1000万人を突破、興行収入は142億円を超えています。邦画実写として歴代2位の記録となっています。

海外でも評価され、カンヌ国際映画祭「監督週間」部門、上海国際映画祭「インターナショナル・パノラマ」部門、トロント国際映画祭「Special Presentation」部門で公式上映されました。さらに、第98回米アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表にも選ばれています。