タクシン元首相、恩赦に感謝「自由は奪われても思考は自由」

タクシン・チナワット元首相は、自身に対する禁錮8年の刑期が国王恩赦によって1年に減刑されたことに感謝の意を表明しました。声明はチームの公式Facebookページを通じて発表され、タクシン元首相は「裁判所の判決を受け入れ、司法手続きを順守していく」と述べました。

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タクシン元首相は、2001年から2006年の政権運営について「国民の生活向上を目指し、政策本位の政治競争を促した。それが成果重視の民主主義を築く礎となった」と振り返り、これを自身の政治家人生で最も意味のある成果と位置づけました。

また、2006年の軍事クーデター後に起訴された経緯に触れつつも、「もはや法廷闘争や政治的対立にとらわれず、前へ進みたい」と強調。支持を寄せる国民や与党プアタイ党、政治仲間への感謝も表明しました。

さらに「個人の自由は制限されているが、思考の自由は奪われていない。その自由を国のために捧げたい」と語り、第23代首相としての誇りを示しました。「職務上の立場に関わらず、国家と国民、そして王室に尽くす姿勢は変わらない」との決意も述べています。

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