お盆休み需要が後押し、日本からの訪タイは1週間で3.2万人突破

タイ観光・スポーツ省が発表した最新レポート（2025年8月11日〜17日）によると、この1週間にタイを訪れた日本人観光客は 32,721人 に達し、前週比で 1.24％増加 しました。お盆休みシーズンの旅行需要が後押しし、日本市場の安定した存在感が浮き彫りとなりました。

同期間の外国人観光客総数は 61万3,372人、1日あたり平均 87,624人 が入国。観光収入はおよそ 966億バーツ に上り、インドの祝日や中国市場の回復が全体を支える一方で、日本からも家族旅行やリピーターを中心に堅調な需要が確認されました。

国別では、中国（96,102人）、マレーシア（84,575人）、インド（54,915人）、韓国（33,097人）に続き、日本が第5位にランクイン。前年同時期と比べても底堅く、アジア主要市場の一角を維持しています。

タイ政府は「Amazing Thailand Grand Tourism and Sports Year 2025」や「Ease of traveling」政策を推進しており、入国手続きの利便性がさらに向上すると期待されています。日本からの渡航者数も今後拡大する可能性もあり、秋以降の旅行シーズンに向けた動向が注目されます。