少女売春の疑いで女2人を逮捕、コラートでカラオケ店を偽装

タイ警察中央捜査局（CIB）は2025年6月27日、ナコンシータマラート県カノム郡で“カラオケ店”を装い未成年の少女を性的サービスに斡旋していたとして、女2人を逮捕したと発表しました。

容疑は「人身売買による不当な利益の取得」「15歳以上18歳未満の者に対する売春の仲介・販売・場所の提供」などで、逮捕されたのは店舗を経営していた37歳と49歳の女です。

警察は、未成年の少女が売春を強要されているとの通報を受け、2店舗に対して“おとり捜査”を実施。その結果、いずれの店舗でも18歳未満の少女が性的サービスに従事させられていた事実を確認しました。

警察は女2人を現行犯で逮捕するとともに、15歳と17歳の少女2人を保護。被害者はいずれも人身売買の被害者として認定され、ノンタブリー県の保護施設に移送されました。

タイ警察は今後も、未成年を標的とした性的搾取や人身売買の根絶に向け、強い姿勢で取り組むとしています。