AIカメラが即座に検知！タイ観光警察、詐欺など3件の逮捕状で指名手配中の容疑者を確保

タイ観光警察は2025年6月22日、高性能AIカメラによる映像監視システムを通じて、指名手配中の容疑者1人を発見し、現場で即座に身柄を確保したと発表しました。容疑者には詐欺関連の逮捕状が3件出されており、複数の罪状が適用されています。

主な容疑内容は以下のとおりです。
・他人と共謀しての詐欺行為
・他人になりすました詐欺
・偽または虚偽の情報をコンピュータシステムに入力した不正アクセス行為
・犯罪目的で銀行口座や電子マネー口座、電子カードの名義を他人に使用させたこと

AI監視システムが不審な動きを検知したことを受けて、観光警察が現場を即時に確認し、速やかに容疑者の身柄を確保しました。

今回の逮捕は、観光警察による「スマート監視システム」と「統合的情報ネットワーク」によるもので、これで摘発されたのは通算228人目となります。

観光警察は、最先端技術を活用することで、観光客および市民の安全を確保し、犯罪の早期発見・抑止に努めていくとしています。