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©パタヤ観光警察
2025年5月20日午後、タイ東部パタヤ市で、事故に遭って治療を受けた後に宿泊先を思い出せなくなった英国人男性観光客に対し、観光警察が丁寧に対応し、安全に宿泊先を見つけるサポートを行いました。
午後3時30分ごろ、観光警察ホットライン「1155」に通報がありました。内容は、パタヤ市立病院で治療を終えた外国人観光客が、宿泊先が分からず困っているというものでした。観光警察が病院に急行したところ、イギリス国籍の64歳の男性のトーマスさん(仮名)を確認しました。
トーマスさんは事故後、一部の記憶が混乱しており、自分がどこに宿泊していたかを思い出せない状態でした。聞き取り調査の結果、最初に「ES〜コンド」(ジョムティエン・セカンドロード)に宿泊していた可能性があると判明し、警察は同行して現地を訪れました。
しかし、トーマスさんによると、同コンドには2泊したのみで、続いて「SE〜コンド」(ジョムティエン)に移ったとのことでした。警察がSE〜コンドを訪れたところ、管理会社からは「トーマスさんはイギリス人の友人とそれぞれ別の部屋に宿泊していたが、酒に酔って騒ぎ、他の住人の部屋のドアを叩くなど迷惑行為を行ったため、2泊で退去を求められた」と説明を受けました。
その後、トーマスさんは記憶を取り戻し、SE〜コンドを出た後、友人とともに「PE〜ホテル」(パタヤ・ビーチロード)に滞在していたことを思い出しました。警察が同行してホテルを訪ねたところ、スタッフから「トーマスさんは2泊した後、ちょうど前日にチェックアウトしたばかり」との説明がありました。
トーマスさんは、このホテルにもう1泊したいと希望し、観光警察に対し「大変助かった」と感謝の言葉を述べました。観光警察は「今後も何かお困りの際は、いつでもご連絡ください」と案内しました。
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