THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

バンコクでホストクラブ風接客店を摘発、外国人労働者10人が不法就労の疑い

2025年5月10日 配信

タイ労働省雇用局は2025年5月9日、バンコクのホワイクラン、ラップラオ、パヤタイ地区にて、外国人労働者による不法就労の取り締まりを実施し、いわゆる「バーホスト(ホストクラブのような接客を行う店)」で働いていた外国人10人を摘発しました。各報道が伝えています。



今回の取り締まりは、雇用局の局長の指揮のもと、ピパット労働大臣の方針に従い実施されたもので、タイ人の雇用機会を守るとともに、外国人労働者の就労を法に基づいて管理することを目的としています。

調査には雇用局の監査チームのほか、入国管理局第1調査課、バンスー、スティサン、チョクチャイの各警察署が協力。対象となったのは、マッサージ店、スパ、レストラン、娯楽施設など、バンコク都内の計8か所です。

そのうちの1店舗では、外国人と見られる複数の人物が、店内で客を待ちながらドリンクを作ったり、接客を行っている様子が確認されました。職員が身分証を提示し、本人確認と書類の精査を行った結果、以下の違反が確認されました。

・労働許可証なしで就労:1名
・労働許可証なし、かつ不法滞在:7名
・労働許可証なし、かつ滞在期限超過:2名

さらに、これらの外国人を違法に雇用していた雇用主1名も摘発されました。関係者全員がチョクチャイ警察署に送致され、法的手続きが進められています。

ソムチャイ局長によると、「外国人が無許可で働いた場合や、許可された業務以外に従事した場合、5,000〜50,000バーツの罰金に加え、強制送還と2年間の再就労禁止措置が科されます」とのことです。

また、違法に外国人を雇用した事業者には、1人あたり10,000〜100,000バーツの罰金が科され、再犯の場合は最大1年の禁錮、または50,000〜200,000バーツの罰金、さらに3年間の外国人雇用禁止措置が下される可能性があります。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク