両替レート
|
|
2025年5月7日夕方、タイ南部チュムポーン県パティオ郡チュムコー地区の地元首長が、保護動物であるオオトカゲを調理する動画と写真を自身のSNSに投稿し、地域住民やネットユーザーの間で非難の声が高まっています。各報道が伝えています。
投稿には、オオトカゲの尻尾の肉を炭火で炒める様子が収められており、「クアクリン(南部風ドライカレー)」として調理する過程が紹介されました。動画の中で首長は、「今日は仲間(=オオトカゲ)を食べる日だ。南部ではこれをクアクリンと呼ぶ。うまいぞ兄弟!」などと発言し、撮影者とみられる女性の笑い声も確認されています。
これに対し住民らは、「法律で禁止されている動物を公然と調理するのは容認できない」として、関係当局に通報。さらに、首長の上司に対しても「模範を示すべき立場の人物が違法行為を行うのは看過できない」と、行動の調査と処分を求める声が上がっています。
タイではオオトカゲは野生動物保護法により保護種に指定されており、捕獲や調理、食用などの行為はすべて違法です。現時点で、関係当局からの公式発表や処分の動きは確認されていません。
関連記事
新着記事