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タイ国政府観光庁、FITUR 2025で「ベストスタンド賞」受賞 ~文化と持続可能性が世界に響く~

2025年1月28日 配信

©タイ国政府観光庁

タイ国政府観光庁(TAT)は、2025年1月22日から26日にスペイン・マドリードで開催された国際観光トレードフェア「FITUR 2025」において、156の参加国の中から「ベストスタンド賞」を受賞しました。この栄誉は、タイ文化の魅力を伝えるデザインと、持続可能性をテーマとした革新的な展示が高く評価されたものです。



TATのターパニー・キアットパイブーン総裁は、「この受賞は、TATチームの創意工夫と情熱の成果であり、持続可能性と革新を追求する私たちの姿勢を象徴しています。2025年を『観光とスポーツのグランドイヤー』と位置づける中、この成功はタイが世界の注目を集める旅行先であることを再確認させてくれました」とコメントしました。

148.5平方メートルの展示スペースには、「Amazing Thailand Grand Tourism and Sports Year 2025 & Sustainability(アメージング・タイランド グランド観光・スポーツ年 2025と持続可能性)」をテーマに、伝統と革新が融合したデザインが施されました。再利用可能な木製ランタンや手工芸品、タイ伝統の布「パーカオマー」を使用した展示は、タイの職人技と環境意識を体現しています。

スタンドの中心には、地元産の織物を用いたタイの地図が展示されました。この地図は、絞り染めや藍染めといった伝統的な技術を活かしており、主要な観光地を視覚的に表現しています。2024年のWTMで好評を博したこの展示は、FITURでも多くの来場者を魅了しました。

さらに、「5つの必須体験」として、ムエタイの実演、ボーサン傘の絵付け、ピターコン祭り、トムヤムクンやマンゴースティッキーライス(カオニャオマムアン)をテーマにしたカクテルの試飲などが行われ、タイの「ソフトパワー」を感じさせる内容で来場者を楽しませました。

FITURの「ベストスタンド賞(国・地域部門)」は、デザインやブランドストーリーテリング、持続可能性を重視した展示に与えられるもので、今回の受賞は、タイが観光業の分野で示した創意と環境意識の高さを世界に示す成果となりました。

 

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