水かけ祭りが始まったと勘違いして水鉄砲で装備する外国人が話題、タイ政府「主に4月13～15日」

タイ政府は、外国人観光客の間で発生した「いったい水かけ祭りはいつやるの？」という混乱を解消するために介入し、2024年のソンクランの期間に関する誤解を明確にしました。「ソンクランは4月1日から21日まで！」との以前の発表が混乱を呼び起こしたようです。2024年4月9日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

セター・タビシン首相は、一部の人々が4月に入り毎日全国で水かけ祭りが行われると誤解しているとの報告を受け、21日間に及ぶ延長された祝祭期間について観光スポーツ省に詳細を説明するよう指示しました。

 先日、水かけ祭りの高揚を期待したバンコクの中国人観光客が、まったく祝祭が始まっていないのにも関わらず、ショッピングモール前で水かけ用の装備をしている姿が捉えられ、ネット上で拡散されました。

政府報道官は「マハソンクラン世界水祭り2024 」の開催が4月1日から21日までとタイ全国で認識されているものの、すべての地域が同時に参加しているわけではないと述べました。4月13日から15日を主な祝賀日と指定しており、一部の国際的なゲストがそれを見落としていた可能性があるとのこと

セター首相は、ソンクランを祝う各県が独自の方法を維持するよう奨励するとともに、2024年の祭りの改訂された形式に関する情報を正確に伝えることの重要性を強調しました。

ソンクランの日程に関する混同は、観光客に明確かつ一貫した情報を提供する必要性についての広範な対話につながりました。これは、ソンクラン祭が正確に観察され、すべての参加者に楽しまれることを確実にするため、関与する政府機関が祝賀戦略を再評価するよう呼びかけるきっかけとなりました。