ナコンラチャシマ県、タイ空軍第1航空団の商業利用を提案

タイの空港のイメージ

ナコンラチャシマ県は、商業飛行業務のためにタイ空軍の第1航空団を再活性化することにより、観光およびビジネスセクターの促進を図っています。この要請は、2024年3月24日（日）に開かれた会議で、県立機関の代表者によってセター・タビシン首相に提示されました。タイ国営メディアNNTが3月26日（火）に伝えています。

この提案は、ナコンラチャシマ県への旅行をよりアクセスしやすくし、地元ビジネスの成長を促進することを目的として提出されました。

タイ運輸省スリヤ・ジュンルンルアンキット大臣は、セター首相によって、この提案の実現可能性を評価するよう指示されました。ナコンラチャシマ県は以前、空港局が運営する空港を使用していましたが、1997年に商業便の運行を停止。ノックエアが中心地に近い施設を使用できる場合に限り、運行を再開することに興味を示した後、第1航空団の旧空港を再活性化する動きがありました。

第1航空団の位置は県都地区内にあり、既存のナコンラチャシマ空港よりも中心部への近接性を提供し、旅行者の利便性を高め、地域内の経済活動を刺激する可能性があります。

なお、ナコンラチャシマ県に最も近い稼働中の空港は、ブリラム県に位置しています。