チェンライの洞窟で13人救出、その中の1人がサッカー留学中の英国で死亡

©Tourist Police Bureau กองบัญชาการตำรวจท่องเที่ยว

タイ北部チェンライ県メーサイのタムルアン洞窟を訪れた13歳から16歳の少年サッカーチームのメンバー12人と25歳のコーチが、大雨での浸水により洞窟内に閉じ込められたのが2018年6月23日のこと。その後の決死の救出劇は、世界中で話題になり、これまで何度も映像化されました。

救出された13人のうちの1人であるドゥアンペット・プロムテーム（愛称ドーム）さん＜18歳＞が2023年2月14日、イギリスの名門サッカースクールに留学中に死亡しました。

ドームさんは転倒して2～3日入院し、人工呼吸器をつけていましたが、回復することはありませんでした。

 現段階では、ドームさんの死について詳しいことは分かっておらず、家族は葬儀のために遺体をチェンライに空輸するようタイ外務省に連絡している最中とのこと。

ドームさんは2022年8月にスポーツ教育財団とジーコ財団の支援により、レスターにあるサッカーの名門校ブルック・ハウス・カレッジ・フットボール・アカデミーで学ぶための奨学金を獲得し、留学していました。

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