海上自衛隊がタイ海軍へお悔やみの書簡、海軍艦艇「HTMSスコータイ」沈没で

タイ王国海軍は2022年12月24日、多数の死者や行方不明者が発生した海軍艦艇「HTMSスコータイ」の沈没事故についての、日本の海上自衛隊から送られた書簡を公開しました。

書簡は、12月20日付けで酒井良海上幕僚長が、チュンチャーイ・チョムチュンペート海軍司令官宛に送ったものです。

「HTMSスコータイ号の痛ましい事故の報に深い衝撃を受けています。海上自衛隊を代表して、貴国をはじめ、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。現在も行方不明者の捜索に尽力されている貴国海軍の回復力、国民の強さと勇気に敬意を表します。この困難な時期に、海上自衛隊が貴国と貴海軍に心を寄せていることを、どうか忘れないでください。」

CHIEF OF STAFF MARITIME SELF-DEFENSE FORCE
Tokyo, Japan   

December 20, 2022

Dear Admiral Cherngchai,

I was deeply shocked by the news of the tragic accident of HTMS Sukhothai. On behalf of the Japan Maritime Self-Defense Force (JMSDF), I express my deepest sympathies to you and all those who are suffering from the incident.

As the striving effort to find the missing crew is still underway, I send my great respect to your Navy’s resilience and your people’s strength and courage.

Please remember the JMSDF’s thoughts and prayers are with you and your Navy during this time of difficulty.

Sincerely yours,
SAKAI Ryo
Admiral, Japan Maritime Self-Defense Force

Admiral Cherngchai Chomcherngpat Commander-in-Chief, Royal Thai Navy

タイ南部プラチュワップキーリーカン県で2022年12月18日午後11時30分、強風と高波のためにタイ王国海軍艦艇「HTMSスコータイ」（乗組員105人）が沈没しました。これまで12人（または13人）の遺体が発見され、行方不明者は17人となっています。

© タイ王国海軍 タイ王国海軍艦艇「HTMSスコータイ」

© タイ王国海軍 タイ王国海軍艦艇「HTMSスコータイ」

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