タイと韓国が新型コロナワクチン開発で協力

 アヌティン・チャーンビラクル保健大臣（副首相兼任）は、タイが韓国と協力して新型コロナウイルスワクチンを開発することを発表しました。タイ国営メディアNNTが2022年9月11日に伝えています。

駐タイ韓国大使のムン・スンヒョン（문승현）氏は2022年9月8日、タイでの職務就任に際してアンティン大臣を表敬訪問しました。

会談では、特に10月に予定されている新型コロナウイルスワクチン開発に関する覚書（MoU）の調印に向けて、いくつかのテーマで協力について話し合われました。

ムン大使は、タイへの韓国の投資拡大について楽観的な見方を示し、新型コロナウイルスの状況が改善されたことで、今後数カ月は観光客の数が増加する可能性が高いと述べました新型コロナウイルスの大流行以前は、年間200万人もの韓国人がタイを訪れていました

アヌティン大臣は、タイが韓国をはじめ世界各国からの旅行者を歓迎する用意があることを強調し、政府は年間を通じて観光産業を促進するための主要なイベントや活動を数多く計画していると付け加えました。