ホームレス保護センターで殺人事件、酔ったホームレスの犯行

タイ東部チョンブリ県バンラムンにあるホームレス保護センターで2022年7月17日未明、酒に酔った41歳の男が21歳の男性を殺害する事件が発生。警察は、41歳の男を殺人の容疑者として逮捕しました。

報道によると、21歳の男性が現金を盗んだとして容疑者に謝罪を要求。すると容疑者は酒の瓶で21歳の男性の頭を殴り、踏みつけ、割れた酒の瓶で喉を切り裂いて殺害しました。

 事件の発生を受けてホームレス保護センターの所長は、会見を開いて事件が発生したことを謝罪。ホームレス保護センターではアルコールは禁止でしたが、職員が少なく、アルコールの持ち込みを防ぐことが難しかっと明らかにしました。また、人権問題のため、施設内に防犯カメラは設置されていませんでした。

所長は再発防止策として、施設に入るホームレスを定期的に精査するよう法執行機関に要請するとともに、アルコールに対してより厳しい検査を課すことを約束しました。